「芭蕉布こもれび工房」では、昔ながらの沖縄産の染料を使っています。
琉球藍
青の染料。本土で用いる蓼科の藍ではなく、キツネノマゴ科の植物で、黒に近い藍色に染める事もできます。
車輪梅(テカチ)
茶色の染料。シャリンバイ(車輪梅)と言う花名は、一箇所から多数出る小枝が車軸のように見えることと、花が梅に似ていることから付けられたようですが、バラ科の植物です。
福木(フクギ)
黄色の染料。オトギリソウ科フクギ属の熱帯性常緑高木です。 風害や塩害に強く耐火性もあることから、沖縄では屋敷林や防風林として植えられています。
イ草
緑の染料。イグサ科の植物で畳の材料。うるま市はイ草の産地として知られていることから芭蕉布こもれび工房では使うようになりました。